Interview04 作業療法士
#2019年入社#Occupational TherapistPT/OT/STが在籍しているため、充実したサポートが提供できる。
現在の仕事内容を教えてください、どのような仕事ですか？
利用者様のご自宅に伺ってリハビリテーションを提供しています。ご病気により、体の不自由さや不安を感じている方、今まで出来ていた日常生活がしにくくなってきた方、難病の方など様々な利用者様に対し、身体面、日常生活動作面、環境面等を評価し、身体機能の維持、向上を測りながら、動作方法のご提案や生活環境を整えて可能な限り安心して在宅生活を継続できる様、支援を行なっています。
当事業所はリハビリテーションスタッフも PT/OT/ST が在籍しているため、利用者様の状態によっては職種別に介入することもできますし、相談できる環境も整っています。また、体調面の不安がある場合には、看護師に相談できる環境も整っているため、安心して訪問することができています。対象者の方によって、リハビリテーションの内容は異なりますが、ご病気があってもすみ慣れた地域でご本人様の望む生活ができる様に様々な面からサポートしています。
M2ファーマシーに入職前と入職後でイメージは変わりましたか？
入職前までは自分が働いたことがないエリアだったため、働き始めてから"他の事業所や病院などに名前を知っていただいている事業所なんだ"ということを実感しました。地域の中で名前を知っていただいているということは、今まで働いてこられた先輩方が堅実なお仕事をなさってきた証拠だと思います。その姿勢を忘れずに仕事に取り組まねばと思っています。
仕事環境としては、働きやすい環境が整っていると感じます。職員1人に一台ずつiPadや社用携帯、社用車が支給されるため、記録や報告等の時間を効率的に使うことができ、仕事が円滑に進みやすいです。また、事務員の方も在籍しており、請求業務等もしっかり管理されているため、私たちは訪問に専念できるのだと思います。
効率化により自分が変わってきた
職場の雰囲気はどうですか？
職場全体はとても落ち着いている雰囲気で、看護師やケアマネも同じ建物内にいるためコミュニケーションが取りやすい環境です。スタッフの皆さんもとても落ち着いており、話しかけやすい雰囲気があります。何かあれば相談できる環境ですが、直行直帰も多いため。顔を合わせる機会が少ないのが現状です。そのため、社用携帯からチャットツールアプリを活用することで、リハビリテーションスタッフ内での情報共有や、看護とリハビリテーションの情報共有ができています。私個人としては、今後はさらに多くのスタッフ間でコミュニケーションの充実を図っていければ嬉しいです。
入職して自分自身が変わったと感じることはありますか？
自分が今まで働いてきた領域は中枢領域や老年期が多かったのですが、入職してからは、経験の少ない上肢の整形疾患やガンの方、神経難病の方を担当させていただく機会が増えました。最初は苦手意識を感じることもありましたが、その分野に精通しているスタッフに教えてもらいながら、自分自身でも勉強し、経験する機会を得ることができました。
この仕事はいつまでたっても学びが必要だとは思いますが、より知識を深めていくために、色々な情報を知りたい、勉強したいという思いが強くなり、以前よりフットワークが軽くなったと思います。悩みを解決するためには、自分で勉強するだけでなく、より詳しく知っている人に聞くなど、様々な手段を活用できるようになりました。このように自分が変わってきたのも、iPadを活用して訪問記録のデータ入力や報告ができるので、以前よりも時間の使い方に関して効率がよくなり、自身の生活に余裕ができたことが大きいと感じます。
利用者様と1対1で向き合える貴重な時間
仕事の中で大切にしていることはなんですか？
「タイミングを逃さないこと、迅速に対応すること」、「些細なことでも自分が気になったことは、報告や確認をしておくこと」、「利用者様やご家族の気持ちの変化に意識を向ける」、この3点を大切にしています。
訪問で関われる時間は短いですが、利用者様と1対1で向き合える貴重な時間です。身体面はもちろんですが、生活全体や気持ちの面にも意識を配りながら訪問しています。そして、利用者様の気持ちの変化や身体面の変化をタイミングを逃さず対応できるように心がけています。必要があれば変化のタイミングを待つことも意識しています。また、関われる時間が短いからこそ、あの時こうしておけばよかったと後悔のないように、必要と思ったことは些細なことでも報告相談をするなど、できるだけ早く行動するように心がけています。
将来の夢、目標を教えてください
まだ具体的なイメージはありませんが、今後は地域作りに関わっていきたいと思っています。利用者様が生活されたきた地域と利用者様を繋げられたら良いなと思いますが、利用者様望んでいることや地域の資源を知ることもまだまだ不十分なため、まずは利用者様と関わる日々の中で少しづつ考えていけたらと思います。