薬の服用に関するセミナーを行いました
令和6年6月19日に旭ヶ丘市民センターで、「薬の効果を安全に発揮させるには」というテーマでセミナーを行いました。
当日は、暑い中にも関わらず、約30名の地域住民の方を中心にご参加いただきました。
セミナーでは、下記内容を中心にお話をさせていただきました。
・薬の副作用を防ぐための追加薬の事例
・症状に応じて調整するには、どういった工夫があるのか?
・薬効は、どういったものから影響を受けるのか?
・当薬局における利用者様の改善事例
テーマは、「腰痛で薬を出してもらいたいのに、どうして胃薬が処方されるのか?」、「症状に応じて服用は調整してくださいと言われるが、どのような調整の仕方があるのか知りたい」という要望から、旭ヶ丘地区社会福祉協議会、台原包括支援センターと相談して決定しました。
講演の中では、薬に関する質問が多く飛び交い、大変有意義なものとなりました。「これで安心して薬が服用できる」、「何かあったら、個別で相談にいきます」などの声をいただき、皆様が抱いていた不安感の解消に役立てることが出来たと感じています。併せて、今回はケアマネージャーなどの医療従事者の参加も多く、チーム医療における薬剤師の役割を共有することができたと思います。
我々、医療従事者は当たり前のように説明していても、利用者様の側で「本当にそれで良いのか?」という事例は非常に多いのではないでしょうか。
そういった不安を解消するため、今後も有益な情報をセミナー、相談会を介して発信を行い、皆様の健康増進にお役立ていただけるように努めて参ります。